備えあれば憂いなし
先日、一人暮らしをしている大学生の息子から、スマホに1通のLINEが届きました、担当Wです。
「親父、ヤバいこと起きたわ笑」
という呑気なメッセージとともに送られてきた1枚の写真。
画面を開いた瞬間、私は自分の目を疑いました。
……ん???息子の前歯、半分なくなってるーーー!?
写真の中の息子は、前歯がポッキリ半分欠けた口元をニッと広げ、ドヤ顔で自撮りをキメていました。
「えっ!? 何これ!どうした!?」と焦って電話をかけると、
「部活の練習中にぶつかって折れた!でもさっき歯医者行って治してきたから大丈夫!」
との返答、、、完全なる事後報告。
「いやいや!まずは折れた時点で親に連絡しなよ!」と説教しつつも、LINEで送られてきた息子の顔写真を改めて見返すと……。
マヌケすぎて、思わず笑ってしまう、、前歯が一本だけ半分欠けたことで、なんだか昔のコントか、アニメにでてくるキャラクターのような絶妙にジワジワくる顔。
ごめん親としてはめちゃくちゃ心配なんだけど、その顔はズルい。
「このマヌケな顔、ヤバくない?めちゃくちゃ爆笑されたわ!」と電話の奥でノリノリの息子。前歯を折った当日にそのメンタルの強さ、一体誰に似たんだか……。
……と、そこまで息子のマヌケ顔写真を眺めて爆笑していた私ですが、ふと脳裏に重大な記憶がフラッシュバックしました。
「あ、俺も昔、前歯折ってるわ……」
「血は争えない」とはまさにこのこと。息子の事を笑っていたけれど、遺伝子の源流は完全に父親である私でした涙ひとしきり笑って、遺伝子の恐ろしさに戦慄したあと、急に冷や汗が流れてきました。「……待てよ、治療費いくらかかったんだ?(誰が払うんだ?)」
一人暮らしとはいえ、まだ学生。大きな出費があれば結局こっちに請求が飛んできます。
自費診療(保険適用外)でセラミックとか入れたら、ン十万円飛ばない!?と、脳内で電卓が高速で弾き出します。ここで一気に現実へ引き戻される私。
息子の報告: とりあえず今回は仮歯、見た目は綺麗に元通りになったとのこと。来週、、型取りとか(根本がまだ解決していないぞ汗)
親父の目論み: 部活中のケガってことは、大学で加入させられている学生災害傷害保険とか、学生健康保険の給付対象になるのでは……!?
もしスポーツ中の怪我として保険や共済の給付が降りるなら、自己負担が浮く(あるいは戻ってくる)かもしれない!
「頼むから明日にも、大学の窓口に行って保険申請の書類もらってきてくれ!!」と、電話越しに必死で指示を飛ばす私。呑気な息子。。
負けられない戦いがそこにはある!某テレビ局の代表戦のキャッチフレーズが頭をよぎったのでした。
