未経験の事態に遭遇して

未経験の事態に遭遇して！

今回ブログ担当のＹです。
順番が回ってきてさて何を書こうかと思う時、いつもはあれにしようか？、これにしようか？と迷ってしまうくらいなのですが、今回は正直言って、ああ書いても、こう書いても、何だか違っている気がして、とても迷いが有りました。

職場の中でダントツに人生の先輩（単に年齢がですが）である自分が、若い人達に何か気の聞いたことをと思ってみても、いつもは「経験からすると～～～」などといった話は出来ていても、この我々世代も経験をした事の無い事態に、何一つ参考になる様な言葉も発せられないでいるのが、本当のところです。

経験が全く役に立たないそんな中で、行き先を失いかけ右往左往、ただそれって考え方によっては、否が応でも経験を積み重ねてきてしまった自分自身が、真っさらな状態に戻れるような、そんな気がしています。

経験から培ったものである自身の常識だったり判断が、実は固定観念や先入観という思い込みに過ぎないかも知れない、まずは良かれと思っていたことや当たり前と思っていたことも、全部一度取り払ってみたら、新たに見えてくるものが有るかも知れない、そんな考えに至ったのです。

確かに知識や経験を積み重ねることは重要ですが、その経験が自身や、更には事務所や所員の成長を、邪魔してしまっては本末転倒なので、これから先は生活や仕事の中での何事につけても、固定観念や先入観を排除して物事を見、真っさらな目で判断出来る様に、まずは自身が変わっていかなければと、強く思ったのです！！

所長　Ｙ　（02.06.01）

 

＜今週の所長Ｙのオススメ図書（TOPPOINTから）＞
＝ハーバードの人生を変える授業＝
タル・ベン・シャハー著／成瀬まゆみ訳／大和書房

著者はかつてハーバード大学で、幸せな人生を送るための考え方、行動の仕方を心理学に基づいて説いた。
本書は、同大学で最も多くの履修者が詰め寄せたという、その授業をまとめたものだ。
感謝することを毎日ノートに書く、生活を簡素化する、いいところを探すなど、幸福のためになすべきことが、その根拠とともに示される。