ご当地エネルギーの挑戦
担当のR・Tです。
今日は私のふるさと香川県の新たな挑戦についてご紹介します。
皆さんもご存じのとおり、香川県は「うどん県」として知られるように、うどんの生産量が日本一です。
俳優の要潤さん演じる「うどん県副知事」が「香川県は「うどん県」に改名いたします」と宣言するPR動画から、うどん人気に一気に火がつき、さぬきうどんの認知度は高まりました。
こうしたうどん人気の陰で、私が注目している取り組みがあります。
その名もなんと、「うどん発電」!!
食べられずに捨てられるうどんを活用してエネルギーに変えていこうと、食品廃棄物から作るメタンガスを利用したものです。
うどんは製造過程だけでなく、できたてが命のため、ゆでてから20~30分以上たった麺は捨てられます。こうして県全体では、うどんの5~10%が捨てられ、その小麦の量は少なくとも年3,000トンと推計されているそうです。
「うどん発電」の素晴らしいところは、売電だけに終わらないところなのです。
メタンガスを生成した後の「残りかす」から作った液肥を使い、小麦を栽培することに成功し、「(捨てられた)うどんからうどんを作る」ことを実現しています。
いつまでもふるさとの美しい自然を守っていくために挑戦している、この環境に優しい試みを今後も注目していきたいと思っています。
今年はふるさと納税をして、ふるさとを応援してみようかな。
<今週の担当Rのオススメ図書(TOPPOINTから)>
=ほめると子どもはダメになる=(榎本 博明 著)
叱られるとムカつく。興味のないことはやりたくない…。傷つきやすく、鍛えることが難しい若者が増えている。
それは、欧米流の「ほめて育てる」子育てを、表面だけまねたことが大きい。20年ほど前から広まった新しい教育論が、日本社会では様々な歪みをもたらすこと、それを正すために親がなすべきことを述べる。
担当 R・T