カブトムシ
蒸し暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。学校も夏休みに入り、電車の中でも最近トランクを持った「これから旅行」という雰囲気の方を多く見かけるようになった気がします。
さて、夏といえば・・・、
先日、仕事が終わって家に帰ると、長男がこっそりパンくずを持って子ども部屋へ・・・。恐る恐る覗いてみると、そこには何かゴソゴソ動く黒いものが!!よく見ると、それは、カブトムシ。何十年ぶり(?)に至近距離で見て、田舎育ちにもかかわらず虫は見るのもいやな私は、思わず「ぎゃあああああ!」と叫んでしまいました。
私が虫嫌いなのを知っていて、「お願い、少しでいいから、家に置かせて!」と訴える長男。仕方なく、「カブトムシはパンくず食べないから。」とあきれつつインターネットで飼い方を検索し、あわてて虫かごと昆虫用ゼリーを購入、自宅で飼い始めたのでした。
それからは毎日、家にいる間中子供たちは虫かごとにらめっこの日々。昆虫用ゼリーよりもバナナが好きなようで、夢中でバナナにかじりつく姿を見て大はしゃぎしていました。
その後、2週間がたったころ、直前まで元気だったカブトムシが突然亡くなってしまいました。子供たちは半泣きでお墓を作り、最初あんなに嫌がっていた私にも不思議な喪失感が・・・。
何だか、子どもの頃の思い出も甦ってきて、切ない気分になりました。
今でも子ども達は、「ほんとにおいしそうにバナナ食べてたよね」と懐かしがりながら、たまにカブトムシのお墓まいりに行っています。
やはり子どもの頃は、こういった体験も大事なのだな、と考えさせられました。
ちょっと早い、夏の思い出のお話でした。
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担当 H