港区 税理士法人 大沢会計
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楽しい夏!

 7月も下旬となり、夏本番となってきましたね。

暑い日が続きますが、皆様はいかがおすごしでしょうか。

今年は猛暑らしいですが、まだまだ暑くなるのかと思うと気持ちがめげそうになります。。。

 私は歩くことが好きで、よく家の近くの緑地を散歩するのですが、この時期になると木の生えている所にはだいたい直径1センチほどの穴が開いています。木が茂っている場所となると、そこらじゅう穴だらけということもありますね。

 その穴はもちろん皆さんがご存知の通り、地中にいたセミの幼虫が羽化するために地上に出てきた時に出来たものなのですが、ふと、幼虫はいつ地中に潜り込んだのだろうと私は疑問に思いました。そして夏場はこんなにたくさん空いている穴も、気が付けば埋まっています。

 私の頭の中には、お母さんセミがそろそろと木から降り、穴にそっと卵を産み、産み落とした卵の上に優しく土を落としていく…というなんともシュールな光景が浮かびました。そんな訳は無い、と思いつつも、いったいどうやって地中にもぐっているのか気になって仕方がなく、今までまったく気にしていなかったのにセミがとてもミステリーな存在になってしまいました。

 調べたところによると、セミの雌は枯れ木に堅い産卵管を挿し産卵を行うのだとか。つまり木の皮の内側に卵を産むのです。孵化した幼虫は木の表面に出てきて、自分で地中にもぐるのだそうです。

 興味の無い人からすれば、「ふーん」で終わってしまいそうな話ですが、セミのことが知りたくてたまらない私は「そうだったんだ!」と大興奮。知れば知るほどに、なんでもなかったはずの存在のセミがなんだか愛しく感じたり。触るのは絶対に嫌ですが。。。

 夏は外に出るのもおっくうになりがちですが、好奇心を持って今の季節にしかできない発見をするのもいいものです。散歩をすることで季節の移ろいを感じ、時には小さな発見をして新しいことに興味を持つこともある…かもしれません。毎日に少しの新鮮味がプラスされ、明日が楽しみになる…かもしれません。

 暑さにめげず、「暑い夏」をどうにか「楽しい夏」にして乗り切りましょう!

<今週の担当Oのオススメ図書(TOPPOINTから)>

=バブルの死角=(岩本沙弓 著)

 日本で株価が高騰するなど、世界経済はバブルの様相を呈してきた。だが、浮かれている場合ではない。実は日本国民の富が一部の“強者”にだけ流れるカラクリが、各種制度に埋め込まれている。例えば、消費税に内蔵された「輸出還付金」、あるいは株主資本主義を加速させる「時価会計」。これらの国民の富を巧妙に掠め取る「裏の仕掛け」を、本書は明らかにする。

  担当 O