神様のポケット
最近出会った言葉の中で、私がとても気に入ったものを1つ皆様にご紹介させて頂きたいと思います。
あいさつをしたのに返ってこない時、
そのあいさつは無駄になっていない。
にっこり微笑んだのに無視された。
その微笑みも無駄になっていない。
与えたのに返ってこないものは、
全部『神様のポケット』に入っている。
みやざき中央新聞 平成25年3月25日号
ここでは、「あいさつ」や「微笑み」で表現されていますが、何に対してもあてはまるのではないでしょうか。
例えば、「一生懸命仕事をしたのに上司に評価してもらえない」
「必死で勉強したのに合格出来なかった」
「お客様に良かれと思ってやったのに逆に怒られてしまった」等々や、身近な所、例えば親子間、夫婦間等々や、友人同士でも、「~~のに」なんてついつい思ってしまう事ってありますよネ。
そんな風に見返りを求めてはと思い、「~~のに」って考えない様にしようと試みても、凡人の私なんか心底そう出来るかというと中々難しいものです。
この難しいと思っている私が、この「神様のポケット」の言葉を知ったことで、なんだか「~~のに」と思わないことがいとも簡単に出来る様に思えてきたのです。
実際に、「~~のに」と思いそうになった時、「神様のポケット」「神様のポケット」と心の中でつぶやいてみると、もやもやとした気持ちがすーと軽く、明るくなれるのです。
更にはもっともっと良い事をしよう。もっともっと頑張ろうという気持ちにもなれたりします。
その「おまじない」(?)は効く人と効かない人様々かと思いますが、皆様も一度試してみてはいかがでしょうか。
<今週の所長のオススメ図書(TOPPOINTから)>
=「弱さ」を「強さ」に変える心理学=(加藤諦三著)
他人に振り回されることなく、納得できる生き方をするためにヒントを綴った書。著書によれば、人間は自分を理解して初めて努力が幸せと結びつく。「自分の位置」を理解し、自分の心を見つめてマイナス面を捉え、そうした自分を日々変えていく。こういう生き方をすれば、成功しても失敗しても、人生を振り返った時、「私はこれで良かったのだ」と思えるという。
担当 所長