プロセスと結果
2021年もいよいよ終わりを迎えようとしている今日この頃、子供の空手の試合、全国大会が12月11日に迫ってきている代表のGです。
その空手の試合に向けて、考えることがありましたのでそれをコラムとしたいと思います。
表題のプロセスと結果ですが、大人の世界、特に仕事においてはプロセスよりも結果が求められることがしばしばです。
しかし子供の育て方の様な本を読むと、結果ではなくプロセスを褒めろ!と書いてあります。また子供のメンタルコントロールの本を読んでも、結果ではなく目の前のプレーに集中することが大事と書いてもあります。
この2つの考え方の違いが、相反するものではなく心の成長に従って繋がっているものではないかと思った次第です。
大人の仕事では「準備8割」と言い、結果を出す要因は準備が8割を占めていると言われます。如何に準備というプロセスが大事かということですが、大人はそのプロセスは当たり前のことであり、そこから更に結果を求めていくプロ意識が必要であると思います。
子供の時代においては、その大人になった時にとても大切な大前提の「準備」というプロセス意識を体に染み込ませることが重要で、心が成長し大人に近づいていくと共に、そのプロセスから更に一段階上のプロとしてのこだわりの結果を求めていく、という繋がりなのかなと思いました。
空手の全国大会に向けて、私の子供たちが準備を一生懸命にしていること、これはとても嬉しく誇らしいことだと思います。またそこをしっかりと褒めて、評価をしてあげたいと思います。
と同時に、その準備・プロセスがとても大事だけど、いつかそこからの結果にこだわっていけると良いねとアドバイスを送りたいとも思いつつ、そんなこと考えている私は、子供が負けること前提で考えているな。。と反省している次第です。。 代表 G
<今週の担当M.Hのオススメ図書(TOPPOINTから)>
=RAPPORT 最強の心理術=(ローレンス・アリソン/エミリー・アリソン 著 / 三笠書房)
他人と心を通わせることは、日常生活でも仕事でも欠かせない。では、心の結びつき―「ラポール」は、どうすれば作れるのか?カギは、相手への接し方と、会話スタイルにある。その具体的な内容を、CIAにも指導する心理学者が解説。テロ容疑者の取調べでも有効性が確認された、科学的調査に基づく対人スキルの書だ。