子供がかかりやすいウィルス感染症

新型コロナウィルスの感染者数が増加し第7波なんて言われていますね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。担当Kです。

今年度我が家の長男が小学校へ入学し、早3ヵ月。
学校では朝、担任の先生が出席を取ると思いますが、
息子の小学校では名前を呼ばれたら「はい、元気です」と返事をするそうです。
「元気がないときとか、具合が悪い所があるときはどうするの？
『今日は鼻水が出ます』とか『元気じゃありません』って言うの？」と聞くと
「元気がなかったり具合が悪い時は学校に行っちゃいけないんだよ」と言われました。
確かに！このご時世、体調不良で登校しちゃだめだよね、と納得しました。

皆さんもご存知の通り、学校という集団生活の性質上、一人でも感染症が出てしまうと
感染が広がるリスクはかなり高いです。
少しでも体調が思わしくないときは学校を休んでほしい旨が
ことあるごとに学校から通知されています。

息子も6月頃から度々体調が思わしくないときがあり、
とうとうこの7月に咳の症状が出てしばらくして発熱しました。
ついに来てしまったかと戦々恐々としながら病院へ行ったところ
新型コロナウィルスではなく、ヒトメタニューモウィルス感染症ということでした。

ヒトメタニューモウィルスは接触や飛沫で感染し、主に乳幼児がかかりやすく、
重症化すると気管支炎や肺炎になってしまう感染症です。
一度では免疫が出来ないので何度でもかかります。
既に免疫がある大人はかかっても軽い風症状で済みますが、
子供はそうもいかないので咳症状が落ち着くまでは登校はできません。
結局3日ほど学校を休みました。

息子の症状も落ち着き、ようやく登校できたと思ったら
次の週に今度は下の3歳の娘が発熱、そしてやはり咳症状があります。
今度こそ来た！？と思ったら、こちらはRSウィルス感染症でした。
RSウィルスもヒトメタニューモウィルスと似たような感じで、
やはり熱が下がって咳症状が落ち着くまでは登園できないとのこと。
なんとか3日で熱が下がり、その後3日程で咳や鼻水などの症状も落ち着きましたが
回復までに一週間。。。
熱が出ているわりに物凄く元気な娘を家に留めておくのはなかなか大変でした。

かかりつけの小児科ではヒトメタニューモウィルスやRSウィルスの対応でかなり大変そうでした。
小学校や保育園でかなり流行しているということですよね。
警戒すべきは新型コロナウィルスだけじゃないと再認識した7月でした。

子供が掛かりやすい病気ということではありますが、
暑さが厳しくなり体も疲れ、何かと体調を崩しやすい時期でもあります。
大人も軽い風邪で済むところ思いがけず症状が重くなることもあると思うので
油断できないですね。

皆様もくれぐれも体調にお気を付けてご自愛ください。