考え方
今朝のニュースで眞子様のブータン訪問が取り上げられ、日本の皇室とブータンとの関係を詳しく紹介していたのですが、我々の多くがブータンという国の名を聞いて、すぐに頭をよぎるのは「国民総幸福量 GNH」という言葉ではないでしょうか。
これは先代ブータン国王が国民総生産(GDP)よりも大切な国家理念として提唱した指標で、経済成長も重要だが、それは自然環境や伝統文化、家族や友人、地域の連携との調和がとれたものでなければならないとする考え方に基づく、
“豊かさ”を測る尺度だそうです。
ちなみにGNH のランキング(ユネスコ等の数値をもとにしたもの)ですが、
1位 デンマーク
2位 スイス
3位 オーストリア
8位 ブータン
23位 アメリカ
35位 ドイツ
62位 フランス
82位 中国
90位 日本
125位 インド 178か国中
だそうです。
日本は確かに挙げたら限がないほど問題山積みではありますが、このランクにはかなり驚かされました。
私個人についてですが、私の好きな「幸せは自分の心がきめるもの」というあいだみつひこさんの言葉にあるように、人は考え方ひとつで幸せにも不幸にもなってしまう、という思いを強く持っています。
そこで、せめて自分自身は日々生活する中で、総幸福量を満杯にして過ごすことが出来るような、そんな考え方を常にしていけるように、これからも心掛けていきたいと思います。
<今週の副代表のオススメ図書(TOPPOINTから)>
=考え方=(稲盛和夫 著)
「人生は『考え方』によって形づくられる」。当代随一の経営者・稲盛和夫氏が、人間として正しいことを正しいままに貫くことの大切さを綴った。大きな志を持つ、努力を惜しまない…。善き考え方を持つことで、人生を好転させ、困難を克服してきた氏が、来し方を振り返りつつ、人生の結果を大きく左右する考え方について語る。
担当 副代表