~発憤~
この度1月より新しく入社致しましたYと申します。どうぞ宜しくお願い致します。
ご挨拶代わりといたしまして今回は最近読んだ書籍についてご紹介致したいと思います。
『吉田松陰語録』というものです。
もともと吉田松陰に思い入れがあったというわけではなく、単に書店で新刊コーナーに飾ってあるのがふと目に留まり買って読んでみました。
この中で私が一番心惹かれた言葉が‘’発憤‘’です。
皆さまがご存知の単語であるととてもお恥ずかしいのですが、私は初めて知りました。
本文の中では師匠から何かを知りたい、学びたいといった際に、師匠である松陰が弟子に求めた心のあるべき状態、姿勢といったところです。ちなみに辞書には『何かに刺激されて精神を奮い起こすこと。』と記載されておりました。
もともとの原文は憤悱(ふんぴ)という単語が使われており、これは孔子の有名な言葉だそうです。意味はやる気に満ち満ちて何かを学び、師匠の教えを乞うまでに自身で考えつくしている状態といったものだそうです。
私も職業柄、わからない事が出てきては調べ学習し、また調べ...の繰り返しですが、どうしても教科書通りに物事が進むとは限りません。その際、諸先輩方にご意見を頂戴するわけなのですが、やはり自身が上記のような姿勢でいないと教えてくださる先輩方も教え甲斐がないといったものだと思います。
ここまで読んでいただき私Yがある程度真面目な人間であると、少しでもご安心頂けましたら幸いでございます。
今後とも何卒、宜しくお願い申し上げます。
<今週の所長のオススメ図書(TOPPOINTから)>
=ナンバーセンス>=(カイザー・ファング 著)
「ナンバーセンス」とは、統計リテラシーのこと。問題のあるデータを見た時に何かが違うと感じる、罠を見抜く知恵だ。ビッグデータの時代、判断を誤らないためには、ナンバーセンスを磨くことが欠かせない。本書では、共同購入クーポンサイト「グルーポン」など、身近な例を基に世の中のおかしな分析を明らかにし、統計リテラシーの大切さを説く。
担当 Y