無意識
冬本番、寒いですね、何もなくても体が力んでしまいます。
無意識のうちに体が体温を上げようとする作用ですね。
震えるのも同じで、実は暑い時よりも寒い時の方がカロリーを消費するんだとか。
今日はこんな、無意識についてお話します。
みなさんにはこんな経験はないでしょうか。
何か習い事を始めた途端にその事柄が目に入るようになる。
例えば、
英会話を始めた途端、意識していなかった英語や英会話塾を見つけたりする。
音楽を始めた途端、楽器屋さんやライブスタジオが目につくようになる。
なんていう経験ですね。
もちろん意図的に探すようになることもあるのと思うのですが、
少なくとも私は、物心ついたころからずっと住んできた地元で、
中学高校6年間使っていた駅までの道に、
3つも会計事務所があると知ったのは、
この業界に入ってからでした。
実は、人間の脳は思ったよりもハイスペックで、
意識して見ているもの以外にも、無意識下で様々な取捨選択を行っているのです。
あれ?こんなところにこれがあったのか・・・。
なんていう事が起きるときは、脳が必要だと判断した情報を、
無意識から有意識に引き上げてくれたのかもしれませんね。
この事を知ってから、
私は様々な事を見逃して来ているのかもしれないと思いました。
博識な方や、様々な事に興味を持って新しく取り組み続けている方、
多くの経験をされてきたご年配の方々は、
おそらく私とは世界が違って見えているのかなぁ、と。
見えている世界を少しでも広げようと、
意欲的に新しいものを取り入れようと思う、今日この頃なのでした。
<今週の担当Rのオススメ図書(TOPPOINTから)>
=問いかける技術=(エドガー・H・シャイン著 著)
人と話す時、とかく私たちは、相手に「尋ねる」より、自分が「話す」方に力を入れがち。しかし、組織心理学の第一人者である著者によれば、良好な人間関係の構築に役立つのは「謙虚に問いかける」こと。100の言葉よりも、1つの問いかけが人を動かす。仕事をうまく進め、優れた組織を築く上で有用な、この「問いかけ」の技法を、豊富な実例を交え解説する。
担当 R