反省と孝行
涼しいかと思えば蒸し暑くなったり大雨が降ったりと、
不安定な天候が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
気がつけばセミの声が聞こえなくなっていたり、なぜかコオロギが家の中に迷い込んでいたり、
着実に秋の訪れを感じております、担当Oです。
このたび齢三十にして実家を出る事になりまして、
恥ずかしながら現在まで実家から出たことが無いこともあり、
少々不安に思いながらも家を出る準備に忙しい毎日を送っております。
自室の片付け、荷物の整理に加え、最近は母から料理を教わっています。
(決して料理が出来ないわけではありませんよ!)
教わると言っても実際に作るのではなく、
母が今までにストックしてきたお料理メモを、
説明を聞きながら書き写すという作業を行っています。
メモの中には子どもの頃によく出てきたメニューなど懐かしいものもあり、
あの頃はああだったこうだったと、母と二人で思い出話に花を咲かせながらの
なかなか楽しい作業です。
私の両親は共働きで、家事・育児の負担割合は母の方がかなり大きく、
当時はなかなか大変だったようです。
仕事を早めに切り上げて、家に帰ってきたら料理や他の家事を済ませて子どもの世話を焼き、
夜は子どもと一緒に就寝しますが、午前3時に起きて持ち帰ってきた仕事をしていたと聞きました。
小さな頃は母が家事をするという生活が当たり前だったのですが、
今思うと小さな頃からもっと手伝うべきだったな…と遅い反省をしています。
実家で過ごす時間もあとわずか。
出来るだけの親孝行をしたいと思う今日この頃です。
<今週の担当Oのオススメ図書(TOPPOINTから)>
=孫氏に経営を読む=(伊丹敬之 著)
日本を代表する経営学者が、経営の観点から『孫氏』の名言を選び、読み解いた。「戦いは、正を以て合い、奇を以て勝つ」(まず正攻法、そこに奇手を組み合わせる)をはじめとする“戦略の巨人”の言葉を、経営にどう適用するか、グーグル等の企業事例を交え、伝授する。中国文学者や戦史家による従来の解読書とは一味違う、マネジメント層のための1冊だ。
担当O