港区 税理士法人 大沢会計
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国内MBA大学院の頂上決戦で、準優勝!!!

いよいよ、2013年の夏も終焉が近くなってきました。毎年感じるのですが、楽しかったなーーーと、少し寂しいなーーーと・・・

今年の夏で楽しい思い出と言えば、大学院生活での「あすか会議」と「JBCC2013」になります。あすか会議とは、私が通っているグロービス経営大学院の東京校、名古屋校、大阪校、仙台校、福岡校の5拠点が京都に集結し、各業界のTOPリーダーを招いてディスカッションを泊まりがけで行うカンファレンスです。

私はその企画を学生側から企画する学生企画委員として、参加させていただき(昨年に続き2度目)貴重な経験を数多く積むことが出来ました。具体的には、チームの関係性です。これは、多くの人間が関わる企画では負荷のバランスが異なり人間関係が微妙になると言う事です。そんな時に、感情を抑えずに言い合う事が出来るか?がチームのパフォーマンスに影響が出ると感じました。

日本人は感情をオブラートに包んで主張する事が正しいと教わりますが、それでは真意がはっきりと伝わらず、結局お互いの理解が曖昧なままプロジェクトが流れていってしまいます。時間が限られている中で、少しでも合理的に進めるなら一旦感情を爆発させてその後に収束させる(仲介者が必要かも)ことが最適だと思います。

今回のチームでは、そこまでの関係性を最初に築くことが出来ませんでした。何でもプロセスの頭が重要であり、チームビルディングとしてそこをキッチリと詰める、共有することが上記の最適な進め方の前提条件であると理解できたことが大きな収穫です。

もう一つの思い出は「JBCC2013」です。こちらは国内のMBA大学院生による事業再生ケースコンペです。つまり、MBA甲子園です(笑)。昨年も予選を勝ち抜き本戦に出場しましたが、賞は頂けず・・・手ぶらで帰った苦い思い出の大会です。

今年は・・・準優勝しました!!!優勝は一橋大学院・・・正直、しばらくは嬉しくなく、感動もなく虚しさで一杯でした。本気で優勝できるかも!と感じていたからです。私は国内で何かしらで1位になった経験が無く、これで国内1位になったら何かが変わるかもしれない・・・と思っていました。

結果として2位に対して今では、「2位でも十分、プロセスと持ち帰りが充実しているならOK」と逆に良い思い出になっています。

ここでの収穫としては、「事業性分析」の重要さです。業界の経済性、事業のKSFといった部分を洗い出さないと外部環境や3C分析を幾らやってもそこから導き出される方向性の正確さ、角度にブレが生じると思います。そしてこれに私の本職である財務分析を掛け合わせる事で、初めて「誰に、何を、いつまでに、どのようにやるか」と言う具体論に入れるのです。

今後再生を請負う場合には、この事業性分析を徹底的に深堀しなければならないと気付けたことは大きな収穫です。

以上が私の2013年夏の思い出でした。

いよいよ、大学院の卒業単位確定まであと少し!!!思い出に浸る暇なく、ここをスタートとして新たにドシドシ舞い込んでくるビジネスプランをどうやって立ち上げていくか、これからもワクワク走り抜けていこうと思います。

最後に一言

「一、目先に捉われず、長い目で見る 二、物事の一面だけを見ないで、できるだけ多面的全体的に見る 三、枝葉末節にこだわることなく、根本を見る」  安岡正篤

<今週の所長のオススメ図書(TOPPOINTから)>

=決断の条件=(会田雄次 著)

 著者は言う。「私たちは、殆んど決断や選択という能力を持たないのではないかと思うほど『優柔不断』な国民である」。そんな日本人に向け、マキャヴェリをはじめとした先哲の言葉、古今東西の歴史事例を引きつつ、冷静な現実把握と意思決定の要諦を説く。「意思決定のバイブル」として経営者たちに読み継がれてきた、1975年刊の名著をリニューアルしたもの。

     担当 G