子どもからの手紙
春らしい日が続く今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。先週末はお花見を楽しまれたのではないでしょうか。
さて、春は出会いと別れの季節、ということで、我が家にもさまざまな変化が訪れましたが、その中で今年大きかったのは、4月から4年生になる長男の学童保育(共働き家庭の小学1~3年生の子どもを、放課後や夏休み等に預かってくれる施設です)が、3月いっぱいで終わってしまうことです。
そこで先日、学童の「卒会式」が行われました。
子どもたちの1年生の時からの写真をスライドで見たり、歌や劇があったり、アットホームな式で、最後に子供たちからそれぞれの親へ、手紙が手渡されました。
長男が書いてくれた手紙を見ると、そこには、
「いままで学童に通うのを応援してくれてありがとう」
「おいしいお弁当を作ってくれてありがとう」
「卒会したらクラブ活動をがんばります」
「せんたくたたみのお手伝いもします」
「だから、お父さんお母さんもお仕事頑張ってください」
と、感謝の気持ちを綴る感動的な文面が!!!
わが子の成長に感動!・・・と思っていたら、その後の謝恩会で他の保護者と話したところ、皆の手紙に、あちこち似たような文章が・・・
どうやら、子供たち同士で話しながらいい文章を写しあったため、もはや誰の手紙がオリジナルだったのかもわからないような状態になっている様子。
まあ、小学生なんてそんなもんだよね、と言いながら、でもそういう感謝の気持ちが多少でもなければあんな文章は書けないよね!と親同士なぐさめ合い(?)、乾杯したのでした。
子どもとは違い、私自身には春だからと言って大きい変化があるわけではないですが、年度末を迎え、4月からまた新たな気持ちで仕事に、勉強に、邁進していきたいと思います。
<今週の担当Hのオススメ図書(TOPPOINTから)>
=雑草に学ぶ「ルデラル」な生き方=(稲垣栄洋著)
「ルデラル」とは、荒れ地を生きる植物のこと。道端などでよく目にする雑草がその典型だ。雑草というと、たくましいイメージがあるが、実は弱い植物である。他の植物との競争を避け、環境の変化、逆境を味方につけて、したたかに生き抜く。披露される「ルデラルな生き方」を選択肢として持てば、激動の時代を生きる上で、有効な戦略オプションとなるだろう。
担当 H