還暦
お久しぶりです。
急に冷え込んできましたが、皆様体調の方は大丈夫でしょうか。恥ずかしながら私も先日風邪をこじらせてしまいました。すぐに回復したのですが。今年は寒暖差が激しい気がします、秋を飛び越して冬が来てしまいそうですね。
さて、タイトルにもあるように私の父が先日還暦を迎えました。今日はそのことについて書きたいと思います。
ある日の母のメールでした。
件名:お父さんのお誕生日です。
「今日還暦です、家族会をしましょう。」
微笑ましいメールに見えるのですが、私の頭は不安でいっぱいでした。
私には兄と姉がいまして、兄と姉は年子なのですが、私と兄は4歳離れています。私が中学生になるころには、部活などの時間のずれで、一緒に夕ご飯を食べる事もほぼなくなり、私が高校の頃に兄と姉は一人暮らしを始め、私も大学のときに一人暮らしを始めました。
私は実家に戻ったのですが、兄と姉はいまだに一人暮らしです。そのため、最近はもはや会う事すら年に何回かです。兄と姉が反抗期の頃は、家族全員がケンカしているような感じで、私は一人部屋に避難していることがよくありました。そのままばらばらになっていったような感じでした。
なので、せっかくのお祝いの席でまたケンカし始めるんじゃないかと思っていたのです。家族全員できちんと一緒に食卓を囲むなんて、もう10年近くなかったと思います。一緒に食事していた時も、笑顔あふれる家庭という風では無かったです。ただ黙々と食べ、食べ終えた人から席をたつような感じでした。
とても楽しいものになるとは思えませんでした。
当日、
驚いたことに、みんな笑顔でした。それどころか、父の還暦祝いを用意している程でした。ドラマでよくある理想の家族のような、一緒にいれて楽しいな、と思えるような食卓でした。
久々、というか、初めてかもしれません。
家族っていいな。 と思いました。
私も、こんな家族を作り、こんな還暦を迎えたいと思いました。
といっても、まずは相手からですが・・・。
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担当 R