ネクタイ考
最近はすっかり暖かくなりましたね。クールビズも例年より1カ月も早くはじまって街でネクタイを見なくなりましたね。節電、節電、いいことですね。
担当Wです。
ところでネクタイは首を絞め、体温上昇、発汗につながるので、ことさら夏などは堪らないわけですが、そもそもどこからきたのでしょう?
ネクタイの起源には諸説あるようですが、有名な説として、クロアチア兵がフランスを訪れた際、彼らが戦場から無事に生還することを祈った妻や恋人から贈られたスカーフを首に巻いていたものが原型となったというのがあります。
毎朝、締めるネクタイにそんな逸話があるなんて!驚きでした、そして心温まる感じもします。何とはなしに日々締めていたネクタイ。。。
皆様、お持ちのネクタイの中にもパートナーから贈られたものがありますか?
未だ無い!という方…生還を望まれていないわけではないと思うので、心温まるエピソード作りをパートナーにお願いしてみましょう(笑)
ところで、私が今週紹介する本の主人公もビシっと蝶ネクタイをつけ、実におしゃれな姿で表紙を飾っています。
それでは、どうぞ。
<今週の担当Wのオススメ図書(TOPPOINTから)>
=粗にして野だが卑ではない=(城山三郎 著)
78歳で財界人から国鉄総裁になった石田禮助氏は、国会での挨拶で、政治家たちに言った。
「粗にして野だが卑ではないつもり」。世のために尽くすという信念の下、在任中、氏は権威を振りかざす政治家や官僚をはじめ、「卑」にまつわる一切と、正面から渡り合った。今の日本の指導者が見習いたい、卑ではない本物の人間。その生き様を、作家の城山三郎氏が描く。
担当W