真夏の窯元巡り
2010/09/03
週末、最高気温を争う多治見市、瀬戸市に窯元巡りに行ってきました。
茶道をする機会があり、その中で多くのお茶碗、道具に出会います。
お茶仲間ではまだまだ赤ちゃんの私は、ついポロリ・・
『焼き物の名称と地名の組合せ、本を見るだけでは中々結びつかないなぁ・・。』
この何気ない言葉から、
『それでは、お勉強よ!』
と、諸先輩方に言われ今回の窯元巡りがスタートしたのです。
今年の夏は異常気象! と宣言されている中、暑さの真ん中に突っ込んで行きました。
・・もちろん暑さは想像以上。 東京の太陽と多治見の太陽は別なものが昇っているに違いない!
と、 もうろうとしながら山の中を歩きました。
焼き物は作家の情熱と勉強・研究のもと、多くの工程が重ねられていきます。 天候や火の当たり具合、自然と運も加わり、一つ一つ、全く異なるお茶碗が焼き上がるのを見ると、ただただ感動するばかりでした。
そして、もう一つ感動したのがこの溶けていきそうな暑さの中、私より二回り・三回り(?)上の先輩方の、窯元を目指して必死に歩く情熱的な姿でした。
いつまでも楽しそうにキラキラ☆されている姿はステキだなぁ。 と。
たくさんの窯元を巡りとても良い経験ができました。
作家の心、自然と運も加わり出来上がるお茶碗。 キラキラした先輩方との時間。
・・私も、仕事も日々の時間もキラキラしたものにしていきたい。
また新しい経験を重ねていきたい。
と思った、一泊二日の真夏の少しハードな旅でした。
担当 T