コミュニケーション
担当のR.Tです。
先日、社内ミーティングでコミュニケーションスキルについて勉強しました。
弊社は「お客様と共に」を目指しています。会計人としてはもちろん、一人の人間としてお客様に共感同苦できるよう、お客様との会話の中で、もっと努力できることがあるのではないか、と所員一人一人が考えています。
ビジネス書には“笑顔”“うなづき”“オウム返し”なんてよく書かれていますが、読んだところで結局会話が続かず、“自分はコミュニケーションが苦手だ”と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回は職種に関係なく、誰にも共通するコミュニケーション術をご紹介することにします。
1.会話の内容を頭にいれておく
特に初対面の方と話をする際に、何を話し出したら良いか、相手に何を質問したら良いかについて、困ってしまうことってありますよね。
適度に整理すべし(テキドニセイリスベシ)という語呂あわせがあるようです。困った時には、使えるものを探してみるといいかもしれません。
テ→テレビ「テレビはよくご覧になりますか?」
キ→気候「暑い日がつづいていますね」
ド→道楽「何か趣味はありますか?」
ニ→ニュース「○○なことがありましたね」
セ→生活「お休みの日は何をされていますか?」
イ→田舎「ご出身はどちらですか?」
リ→旅行「○○に行ったことはありますか?」
ス→スター・スキャンダル「大物歌手が○○されましたね」
ベ→勉強「大学では何をお勉強されていたんですか?」
シ→仕事「何のお仕事をしていますか?」
2.会話のテンポはゆっくり
頭の中が焦りとパニックになると、早口になってしまったりもじもじしたりしてしまいがちです。
確かにさくさくコミュニケーションを取れる人はかっこ良く見えるけれど、早いテンポの会話は人を疲れさせてしまいます。
3.相手と自分が7:3になるように
会話の中で、相手が話している時間と自分が話している時間のバランスって大事ですよね。特に初対面の場合は、大体半分ずつがベストと言われています。
しかし多くの方は、自分が話している時間を短く感じるので、相手はたくさん話を聞かされた、と感じていることがじつはよくあるようです。
相手が話している時間と自分が話している時間の感覚的なバランスは、
相手:自分 = 7:3
だそうです。
いろいろポイントはありますが、一番は、相手を知りたい、分かりたいという気持ちを表すことかもしれません。心の扉を開いていただけるよう、お客様のお役にたてる仕事につなげられるよう、アンテナをはっていきたいと思います。
<今週の担当R.Tのオススメ図書(TOPPOINTから)>
=深く考える力=(田坂 広志 著)
一般に、緻密に論理を積み上げる論理思考が、深い思索と思われがち。だが、それは思考の初歩的な段階にすぎない。心の奥に潜む「賢明なもう一人の自分」と対話し、叡智を引き出すのが、「深く考える力」。その力をいかに自分のものとするか。考えを文章に表す、問いを一度忘れる等、必要な5つの技法の身につけ方を、田坂広志氏が説く。
担当R.T