「税理士法人 大沢会計」となりました!③ -夏の終わりと新しい季節-
ついこのあいだに始まったばかりだと思っていた夏・・・あっという間に終わりがきました。ただ、とても充実した夏を過ごせたGです。
この夏は、昨年に引き続き息子の空手の全国大会がありました。小学4年生軽量級。
結果は、1回戦敗退・・・昨年の2回戦敗退という結果を受けて、地方大会にまで遠征して大きな大会での経験値獲得に努めてきましたが、とても厳しい結果に・・・
正直言いまして、しばらくはその現実を受け止めきれない状態でした。
息子も同じ気持ちだったと思います。
ただ救いだったのは、同じ時期にリオ五輪が開催されていたこと。
当然リオ五輪に出場している選手の方々とは、能力も努力も足元にも及ばない、月とすっぽんだというのは重々承知のうえで、自分たちに姿を重ねて観戦しました。その中で気づいたこと。
挑戦する尊さです。
下記に、それに気づかせてくれたDHBRという雑誌の編集長のブログの一部分を抜粋させていただきます。
「すべては勝利のためだが、あらゆる競技において、勝者は敗者にくらべて圧倒的に少ない。トーナメントで5回勝ち上がって優勝する大会は、1人の勝者と31人の敗者が生まれる。~中略~
だれしも、叶う保証のない目標に向かって突き進むことは不安との戦いであろう。想いが強ければ強いほど、それに向けて賭けたものが大きければ大きいほど、人はますます目標達成への願望が高まる。それを高めれば高めるほど、目標が達成される確率も上がる一方、目標が達成されなかった時の喪失感は、これに比例して大きくなる。その恐怖や不安たるや、何かに掛けたことのある人にしか分からない世界かもしれない。~中略~
勝者になったことが尊いという前に、叶わないかもしれないものに向かって挑戦することこそ尊い。さらに言えば、何も達成が保証されないものに向かってリスクを負い、絶対に達成させるという思いを持ち続けた姿は、未来を築く人間の姿としてなんと美しいことか。今回のオリンピックでは、金メダルを取れなかった選手の姿から、挑戦することの素晴らしさを教えられた。」
勝者はたった一人。もしかしたら子供と泥の中で、何も見えない、掴めないという最悪の環境に身を投げいれてしまったのかもしれない。
しかし、その環境に身を投げいれて、もがいて、必死に喰らいついていくことでいつか、勝者ではないかもしれないけどどんな形であれ、息子の未来に、尊厳に、生きる意味につながっていくのではないかと感じました。
挑戦することの素晴らしさ、尊さ。
私も息子に負けないように、挑戦と失敗を繰り返し、もっともっと泥の中で、もがいて生きていこうと思います。
新しい季節、新しい挑戦、新しい戦い・・・もうスタートです!!!
最後に一言
「負けたっていいじゃないか。次、勝ったらいいんだよ。ただ、負けたことは忘れるな。一生の財産になるだろう。」
<今週の担当Gのオススメ図書(TOPPOINTから)>
==(これからのマネジャーの教科書 グロービス経営大学院 著)
上司と部下に挟まれたミドルマネジャーは、日々の案件に忙殺され、疲れがちだ。しかし中には、生き生きと仕事をし、期待以上の成果を上げる人もいる。本書は、その差を生むものを探った。第一線で活躍する「期待を超えるミドルマネジャー」への取材を基に、彼らの持つ“3つの力”を明らかにし、それの身につけ方を説く。
担当 G