新しいラグ
こんにちは。
例年よりも春が来るのが遅かった今年も、ようやく、暑い!と感じるくらいの陽気の日がみられるようになりました。
さて、今回は、自宅のラグを買い替えた時の話を書きたいと思います。
先日、自宅リビングの中心に敷いてあったラグが、度重なる子供たちの攻撃により大分くたびれてきたため、とうとう買い替えることになり、あるインテリアショップに出かけました。
今回はせっかくだから、デザインは決まっているものの色の組み合わせは自由に選べるセミオーダーにしてみよう!ということになり、何十色ものサンプルを前にああでもない、こうでもない、と夫婦で言っていると、20代後半くらいの男性の店員さんが相談に乗ってくれたのですが、その対応が、とても印象深いものでした。
始めは、今時の若者だなあ・・・と思っていたのですが、「クールな感じがお好みですか?それともナチュラルな方が?」と聞かれ、「う~ん、クールだけどちょっとナチュラルな感じ・・・」とよくわからないことをいう私に苦笑いしながらも、テキパキとラグを置く場所の周囲の家具の配置や色を確認し、「中心の丸い模様は黒がいい」と言う夫に対して「それだと目玉みたいで気持ち悪い・・・」と言う妻、と、なかなか意見の合わない夫婦双方の希望をうまく取り入れながら、お互い満足できるような形にまとめてくれたのでした。
そのプロフェッショナルな、でも決して自分のセンスを押し付けることもなく、お客様の希望を引き出して形にしていく、という接客に感心するとともに、自分の仕事もこうでなければいけないな・・・と思わされた出来事でした。
まもなく完成したラグが届く予定ですが、既製品を購入するというだけではなく、たまにはこういうのも楽しいですね。
<今週の担当Hのオススメ図書(TOPPOINTから)>
=小が大を超えるマーケティングの法則=(岩崎邦彦著)
「大きいことは、いいことだ」というCMが、かつて流行った。だが、21世紀は「小さいことは、いいことだ」の時代だ。消費者ニーズの多様化が進む今日、個性的な“小さな店”に魅力を感じる消費者が増えつつある。そうした人々を取り込むための、小さな企業だからこそ可能な「小規模を力に変えるマーケティング戦略」を、消費者調査のデータ等に基づき提案する。
担当H